仕事ができる人に共通するスキルを身につけよう。
任された仕事をこなすことで精一杯の時期を過ぎ、会社のしくみや仕事の流れが理解できるようになると、自分でできる仕事の限界がわかります。
自分の力量をアップさせる努力は必要ですが、一社員の能力だけでなく、チームや組織全体の力を活用するのが会社組織の本質。
そのため、チームリーダーや管理職などの人を動かす役割のポジションがあります。
自分にない能力を持っている人を巻き込み、自分にできないことを実現したり、他部署や社外の人などの協力を得て横断的なプロジェクトを立ち上げたり、大規模な仕事を手がけられます。
業務では発注や指示にあたりますが、単純に仕事を割りあて担当するだけでなく、関わる人に当事者意識を持ってもらい主体的にその仕事に関わってもす。
周囲を巻き込むため必要になのは目標の共有や共感、信頼関係です。
1、目標の共有ビジョンやゴールを示し、達成したらどうなるかイメージを共有します。
プロジェクトやチームの目標だけでなく、関わる人それぞれ達成のメリットや自分なりの目標をもつことがベスト。
2、同じ目標をもつメンバーの間に共感を醸成するには、目標の共有とあわせ個々の役割や人柄を知ると効果的。
社内SNSなどを活用し交流、会社やチームの文化に合ったやり方が必要。
3、ビジネスパーソンとして、弱さやできない部分を見せることはマイナスと考える人もいますが、必ずそうではありません。
虚勢を張ったり、知ったかぶりをすることが信頼関係を損なう場合もあります。
自分にできないことがあることを認め、自分にない能力を持った人を尊敬することが、周囲を巻き込むことの第一歩です。
周囲を巻き込む力はリーダーや経営者の資質周囲を巻き込む力は、リーダーや経営者としての資質であります。
優秀なリーダーとは、自分にはない能力を持った人、優秀な人に貢献してもらえる人。
助け合い、支え合いができるチームをつくるのはリーダーの資質や力量による部分が大きく、人材の力を1+1=2よりさらに大きくしていくのがリーダーの役割。
そのため、人として好感を持たれる人間性が大切です。
最近では、自信や真面目さなどの非認知スキルが注目されていますが、これも周囲を巻き込むリーダーには必要な要素といえます。
人を巻き込み、自分ひとりの能力より、大きな力を発揮できるよう、まずは地道に自身の人柄を周りの人に認めてもらうようにしましょう。
そして大きな成功を手に入れてください。