ビジネスパーソンが問題解決する上で必要な思考の可視化

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バイスや通信の高度化で膨大な量の情報が容易に入手できる一方、その情報を適切に処理して、活用することが難しくなりつつあります。

そこで思考の可視化で、図表やグラフ、絵などを用いて思考の流れや話し合いの経緯を見える化し、共有します。

 

その中でもポピュラーな手法をご紹介。

マインドマップ テーマや課題について思い浮かぶキーワードを書き出し、放射線状につなげながら整理する方法。

混在する情報やアイデアが整理され、物事の全体像を把握しやすします。

複数での話し合いはもちろん、自分ひとりの思考を整理するのにも向いています。

 

・ビジュアルファシリテーション(VF) 話し合いを図表や絵でまとめながら可視化していく方法。

グラフィックファシリテーション(GF)とも呼ばれます。

多人数の考えをまとめるのに向いています。

記憶に残りやすい、より速く伝わる、理解度が高まる、共感が生まれる、発想しやすくなるなどメリットが。

また、グローバルな環境で言語のサポートにも役立ちます。

 

仕事を進めるうえで効率よく、充実したミーティングができるようになることはもちろん、思考の可視化はビジネスパーソンの必須スキル問題解決力を向上させる習慣としても期待できます。

思考の可視化は、①問題の明確化 ②現状の把握 ③問題点や改善点の発見というプロセスを構築し、問題解決という結果を生み出すことができます。

こうした手法を意識的に使用して問題解決の基本的な流れが自分自身の思考プロセスとして習慣化され、論理的な思考力が向上する可能性があります。

また、チームやプロジェクトなどで協働するケースで、異なる意見や多様な視点を共有しやすくなり、多面的な思考に慣れることもできるでしょう。

 

 企画書や資料作成を苦手とする人の多くは、いきなりパソコンに向かって書き出そうとします。

人間は文章による描写ではなく、言葉や映像、音、匂い、触覚などの要素を組み合わせ膨大な情報を記憶します。

問題解決は、脳内の情報を組み合わせたり、応用したりして合理的な方法論を導き出す作業です。

ですから、何を書くべきか決まっていない段階で文字だけですべてを書き出そうとするのは無謀なので紙とペンで思考の落書きから始めてください。

行き詰まったときぜひマインドマップをお試しください。

 

 

複数人での会議にはもちろん個人でも使えるスキルなので、さまざまな方面で使用してみてください。