「声」を変えて辛い仕事に挑もう!①

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ビジネスシーンや就職活動でも大事なのが第一印象。

第一印象は、見た目ばかり気が行きがちですが、実は声も第一印象を決定づける大きな要素。

声が小さかったり、通りにくかったりする人は、声で損をしがち。

 

自分の声を意識したことはありますか?

実は、声は大事なビジネスツール。

いい声の持ち主はそれだけで相手にいい印象を持ってもらえますから、仕事で得をすることが多いです。

経営者や医師からプレゼンすることが多いビジネスパーソン、就職試験を控えている人まで、それぞれ声が必要な場面は違いますが、声に自信を持って新しいステージに進みたいと声磨きに精を出しています。

具体的な悩みで多いのは声が通らない、滑舌が悪い、人前で堂々と話すテクニックがない、よく聞き返されるなど。

仕事には自信があるのですが、声がこもりがちで、プレゼンでは精鋭ぞろいのライバルたちと比べ「聞き劣り」してしまうのではないかと考えたそうです。確かにKさんの声を聞くと、口先だけで話していました。これは、発声法が間違っているからです。多忙のためレッスンを受けられるのは2日間で3時間とのことでしたが、正しい呼吸法や原稿を読む際の息を吐く場所や間の取り方なども指導することで、たった3時間ですが、声がよく響くようになりました。このKさんにかぎらず、声を変えたことで、営業成績が上がった、面接に通ったという人をたくさん見てきました。

声が変わると仕事にいい影響をもたらし逆にいえば、今仕事が辛いなら、それはもしかすると声のせいかもしれません。

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声は第一印象を大きく左右します。

服装や髪形に気を配るのはもちろんですが、どんなに見かけがよくても、どんなに話の内容が良くても、声が小さくて聞き取りにくければ不安を与えてます。

一方、相手の聴覚にしっかり届く声には説得力があり、相手の心を揺さぶることができます。

初対面の相手に短い時間で自分をPRしなければならない就職や転職の面接では声が重要といえるでしょう。

これを実証している調査結果があります。

アメリカの有名な心理学者が提唱したメラビアンの法則

相手についての情報が少ない場合、私たちは何を判断材料にしているかについて調べた結果、話の内容が7%で、声の質や話し方が38%。

一流と呼ばれる経営者やビジネスマンは必ずといっていいほどいい声をしています。

さらには話す相手や場面に合わせて声の出し方をマスターしている上級者も。

低い声=いい声と考えれば十分納得できる話です。

声に自信がない人も落ち込む必要はありません。

病気でない限り、声はトレーニングとちょっとした発声のコツで改善します。

もし今の声に不満があるとしたら、その分伸びしろがあるということ。

声は生まれつきは思い込み声が通りにくい、滑舌が悪い、すぐに詰まってしまうなど、自分の声の弱点に気付きながら生まれつきだからと何もしないでいる人がたくさんいます。

ぜひ自分の声をあきらめないで。

 

赤ちゃんの声ってどこにいてもとても声がよく通りますね。

誰も教えてないのに生まれながらにして正しい発声法ができているから。

それができなくなってしまうのは、間違った声の出し方が癖となり定着しただけのこと。

相手の聴覚にしっかり届くいい声を出すために重要なポイントが(1)呼吸、(2)発声、(3)共鳴、(4)発音。

その中でももっとも大事な(1)の呼吸。

腹式呼吸の割合をより大きくした正しい呼吸ができていなければ、絶対にいい声にはなりません。

声を出すときに息を吐いていますが、そのときには胸式呼吸と腹式呼吸のふたつをミックスさせています。

相手の聴覚に届くしっかりした声を出すには、腹式呼吸で吐く息の割合を大きくすることがとても重要。

ただ、なかなかできない人が多く胸式寄りの間違った呼吸法で話します。

これは日本語という言語ならではの理由もあります。

日本語は英語のように息を吐く量でアクセントをつける強弱アクセントではなく、『橋』と『箸』の言い分けで分かるように高低アクセント。

そのため、発音そのものがクリアでなくても、意味はなんとなく通じてしまう。

そうやって正しい発声をしないうち、腹式呼吸でなく、胸式寄りの呼吸になり、通りにくく、詰まったような声になるのです。

自分が腹式寄りか胸式寄りで話しているか見分ける簡単な方法があります。

スマホのボイスメモ。

自分の声を吹き込む際、あるいは録音したものを再生する際に画面に表示されるメーターの針が大きく振れていれば腹式呼吸、そうでなければ胸式寄りの間違った声の出し方ということになるのでぜひ一度試してみては。

 

 

話し方だけで損をするなんてもったいないですよね。

おなかから声を出すように意識していい声を作ってみましょう。