仕事ができない人に見られないようにするスキル 第一印象編

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初対面でこの人仕事ができそうと思われる人がいる一方で、この人と仕事しても大丈夫かなと不安がられる人もいます。

仕事ができない人とレッテルを張られないためにはどうしたらいいでしょう。

 

相手に合わせた身だしなみを最近の若い男性の中には髪が長かったり、こだわりのあるヘアスタイルをしてる人が多いですが、ビジネスシーンで心がけたいのはスーツにフィット感のある髪形であり、女性ならスーツにフィット感のあるメイク。

どうかなあと思ったら、スーツに合っているかどうかで考えます。

おしゃれは飾ること、身だしなみは相手に合わせること。

仕事はその場にふさわしい自分を演出することがマナー。

早めの到着を心がけ、トイレで身だしなみをチェックしましょう。

忘れずにチェックしたいのは男性ならネクタイの結び目の緩み、女性ならメイク崩れ。

夏場は上着を脱ぐこともありますから、上着を脱いだときにズボンからシャツが出ていることがないよう気をつけましょう。

仕事ができる人は事前準備ができる人なので、余裕を持って訪問先に到着してますし、トイレの鏡で自分の姿を見ることで、緊張を自己認知でき、自分を俯瞰することで気持ちが落ち着かせます。

余裕があるなら、緊張がほぐれるよう体をリラックスさせる動きをするといいでしょう。

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第一印象の鍵は表情筋第一印象UPのために特に大事なのが明るい表情。

コツは口角を上げる意識をすることで口角なんてそう簡単に上がらない、という声も聞こえてきそうですが、表情筋も筋肉。

お腹にシックスパックをつくのと同じように、筋トレすることで鍛えることができます。

口角が上がらない人は、日ごろあまり表情筋を使わずに話していることが多いのでは。

 

表情筋の筋トレを紹介。

目を上、下、上、下と動かし目の周りの筋肉を鍛えます。

口周りの表情筋を鍛えるには、口を大きく開けてゆっくり「あー、いー、うー」と言って、最後に「べー」と舌を思い切り下に出します。

ちょっとした時間にやってみましょう。

ただ、何より筋トレ効果が高いのは、ふだんからはっきり口を動かし、はっきり話そうとすること。

自然に口が動き、それ自体が表情筋のトレーニングになります。

口角だけでなく頬骨を上げるようにすると、笑ったような表情がつくりやすくなります。

 

目は口ほどにものを言うと言いますが、相手と視線を合わせて話すことができない人や目が泳いでしまう人には仕事ができないイメージが付きます。

第一印象でいえばはじめまして、お待たせしましたという最初のコンタクトの際にしっかり視線を合わせること。

商談などの最後のありがとうございましたのシーンもそうですが、日本人はお辞儀することに意識がいくので、視線がおろそかになりがち。

一旦顔を見てはじめましてなどあいさつの言葉をしっかり伝えてから、頭を下げるようにしましょう。

また、何度もぺこぺこ何度も頭を下げるのも印象の良いものではありません。

敬意は伝わりますが、仕事ができそうには見えません。

お辞儀はするときはきちんとするけれども、それ以外のときはきちんとした姿勢でいることが大事。

 

自分の立ち居振る舞いが相手からどう見えているかをチェックするためには、スマホなどでビデオ撮影するといいです。

目をぱちぱちする、相手に正対せず、斜に構えて話すなど、思わぬ自分の癖も見つかります。

左右で肩の高さが違うなど体の歪みがある人は、骨盤矯正などした方がいいです。

体のバランスが悪かったり、猫背だったりすると仕事ができるように見えません。

また、足を引きずって歩いたり、歩幅が広すぎたり、狭すぎたり、あとは極端なガニ股や内股も周りから見ると気になります。

 

声も表情と同じで明るい方がいいです。

キンキンにならない程度明るい声を心がけ、特に初対面ではワントーン高めに話します。

話すスピードは相手が話すスピードに合わせるのが基本ですが、注意したいのは固有名詞。

個人名や会社名はゆっくりと相手に確実に伝わるよう話してください。

~駅で待ち合わせしましょうなどの際の~駅も重要。

音量もTPOに合わせて調整するのが基本ですが、小さいよりは大きい方がいいです。

ただし、周りの状況も見極め静かな場所では声を少し落とし、声が通りにくいところでは大きめなど状況に合わせてボリュームを調整しましょう。

 

敬語が苦手な人は多いですし、日本語の敬語は複雑で世の中には間違った敬語が氾濫しています。

自分で本を買ったり、国語の教科書を読み返すなどで、正しい言葉遣いに積極的にアプローチしてください。

お話になられるなどの二重敬語もよく耳にします。

間違った敬語を使うくらいなら~です、~ますといった丁寧体だけで話すほうが、よほどいいです。

よく言われるのがご担当させていただいておりました、実施させていただきますといった表現。

メールであれば一通に1回だけで、それ以上は使わないようにしましょう。

させていただくさせていただきますは、本来、相手から許可や恩恵を受ける場合に使う表現であって、それ以外ではいたします、あるいは他の言葉を使うべきです。

 

 

せっかくならば仕事のできる風に見られたいですよね。

ぜひこれを意識して仕事ができる人のように見せてください。