話すときに気をつけたいポイント「せめて足ふく癖」!

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社会に出ると、社内外での自己紹介やプレゼンテーションなど、人前で話す機会がかなり増えます。

そんなとき気をつけたいポイントを、語呂合わせで覚えましょう。

後半は、自己紹介の組み立て方(エレベータートーク)もご紹介。

 

「せめて足ふく癖」と覚えよう

【せ】(背)背筋を伸ばして胸を張り、顔を上げます。ただし、あごは引き気味に。

【め】(目)目線は聞き手全員を見回すよう。

会場の広さにもよりますが、「8」の字や「Z」の字を意識して目線を移動させるといいでしょう。

話し手からまったく見てもらえないと、聞き手は寂しく感じます。

【て】(手元)手もちぶさたにさせたり、指やペンを触ったりしないよう気をつけます。

また、腕組みや後ろ手は、横柄に見える可能性があるため、要注意。

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【足】(足元)ふらふらしないよう、しっかりと立ちます。足を開いて仁王立ちにならないように。

【ふく】(服装)最後は身だしなみ。

目から入ってくる情報はインパクトがあります。

話しはじめてから服装や髪の乱れに気づくと、本人だけでなく聞き手も集中できなくなります。

話はじめる前に鏡で確認しましょう。

【癖】上半身を揺らす癖や、口癖を頻発すると、それが気になって内容が頭に入りづらくなります。自分の癖に気づき(教えてもらい)、少しずつ減らしましょう。

 

エレベータートーク(自己紹介の組み立て方) エレベータートークとは、簡潔な自己紹介方法のこと。

交流会などにおけるエレベータートーク

 

NG例

山田花子です。大学を卒業してから1年間海外に行き、今はメーカーで事務をしています。本日はよろしくお願いします。

OK例

(1)[ 基本情報 ] 山田花子と申します。静岡県出身、1992年生まれの25歳です。 →自分にとっては当たり前のことも、他の人にとっては新鮮な内容です。

(2)[ 過去~現在の仕事 ] 大学を卒業してから1年間、アメリカで英語の勉強をしました。今は、英語のスキルを生かして家電メーカーで輸出関連の貿易事務をしています。

→事務だけでは漠然としてます。

具体的に伝え、相手に仕事のイメージをしてもらいやすくなります。

また、その職業に就いた理由などを伝え、興味を引きます。

(3)[ どのような貢献ができるか?=アピールポイント ] アメリカが大好きで、いろいろな場所に行きました。観光客があまり行かない、おもしろいスポットも色々ご紹介できます。

本日はどうぞよろしくお願いします。

→自分の持っている能力や経験でどのような貢献ができるのかを伝えましょう。

 

 

人前で話すのは緊張するもの。ですが、話し手が緊張すると聞き手も緊張が移ってしまいます。

堂々と胸を張って話ができるようにしましょう。