自分の話に興味を持っていない人を見抜くサイン
営業トークで手ごたえありと思っていたのに、待てど暮せど先方から連絡がこない。
上司に報告をしているのに、良いリアクションが返ってこない。
相手があなたの話に興味を持っていないから。
会話の相手があなたに興味を持っていない場合、サインを出してます。
あなたの話に興味を持っていない人が出サインをご紹介。
そのサインが見えたとき、初めは動揺するかもしれませんが、早い段階で巻き返しできます。
1:ある会社へ営業に行ったあなたが、自社商品の説明をしていたとしましょう。
最初は黙って聞いてくれていた相手ですが、そのうち腕組みをしはじめたら?
腕組みは心理学的に自己防衛を意味します。
自分と相手との間に腕=バリケードを置くことによって、心理的距離をとります。
あなたに対し警戒心を抱いている可能性が高いということ。
警戒心で済めばいいのですが、不満や怒りを感じる際にも、無意識のうちに腕組みをしますので、このサインが出たら要注意。
ただ、あなたの話を聞いてさらにイメージを膨らませ、あなたの話について思いを巡らせるときも腕組みをする場合があります。
そのときは深く頷く、笑顔で視線を向けてくる、質問をしてくるなどのポジティブな振る舞いを伴うはずですので、上手に見極めましょう。
2:目線が右上のときは右脳を使ってイメージを構成している=ウソをついていることが多いなんて聞いたことがある人も多いのでは。
例えば、まばたきの回数が多い人。
瞬きは目線をそらすことと同じ働きがあるので、相手があなたに対してストレスや不安を感じている場合が。
他にも、話を聞きながら視線がさまよったり、たびたびテーブルに視線が落ちたりしている場合。
特に目線が下にいくと、相手はあなたの話に興味がない可能性大。
心理学的に人は目線が下にいく時は過去の体験や情景を思い出したり、考え事をしてることが多いと言われてるから。
ただし、眼下の資料を熟読し、よく検討している場合も。
これも1同様、相手は深く頷いたりポジティブな反応から、見分けられます。
3:手を相手に見せる行為は、自分のテリトリーに入ってもいいというサイン、つまりあなたを受け入れ、心をオープンにしている状態と言われています。
つまり、あなたの話を聞きながら、両手をテーブルの上に広げて置いているような仕草を見せた場合、あなたを受け入れようとしている心の表れ。
逆に手を握りしめて拳にしている、机の下に手を置いているなど手や手の平が見えない場合、相手が話を受け入れてないか、心を開いてないことがほとんど。
あなたの言ったことをメモしていない=話に興味が無いとも言えますし。
4:コミュニケーション能力が高い人であれば、どんなにつまらない話でもへえ、そうなんだくらいの相づちは返せるもの。
そんな人と商談をして、自分は調子に乗って話を続けてしまうなんてことが往々にしてありますが、相づちだけで相手から質問がない場合要注意。
話が長引くと嫌だから、早く終わらせようと思われているかも。
相手が本当にあなたの話に興味を持っているならば、相づちだけではなく、質問をして、話の理解を深めたいはず。
ただし、相手の仕事が忙しく、本当に時間が無くて早く切り上げたい場合も。
なのでこのサインが出たら、1から10を話すのではなく、要点だけをピンポイントで伝えましょう。
5:耳をちょいちょい触ったり、引っ張ったり会話の途中で相手がさかんに耳に触れる仕草をした場合も要注意。
耳を触るのは会話を遮りたい、もう聞きたくないという深層心理の表れ。
そこまでストレートじゃなくても、耳を触るのは、他にも感心が他に向いてる、困っているときにも見られる仕草。
いずれにしても話し手であるあなたにとって、よろしくない状況。
また、耳以外にも、アゴや鼻、口の周りを触る仕草を見せたら要注意。
話が退屈で集中できない、特にメモをとる必要も無いなどの手持ち無沙汰を解消するため、無意識のうちにいろいろな場所を触ります。
話している自分だけが悦にひたっていて、実は相手から早く話終わらないかな、この人などと思われているような事態に。
人によってさまざまなサインをだしてくるので、注意深く観察して、適切な対応をして、話に興味を持ってもらいましょう。