仕事中の「たばこ休憩」喫煙者と非喫煙者の意見の違い。

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周囲が喫煙していて迷惑した経験、非喫煙者の94.5%が「ある」 「周囲が喫煙していて迷惑した経験はありますか?」との質問には、非喫煙者で周囲が喫煙していて迷惑した経験が 「ある」と答えた人は94.5%にもなりました。

また喫煙者で周囲が喫煙していて迷惑した経験が 「ある」人が48.8%おり、自身も喫煙をしていても周囲の喫煙が"迷惑"と感じる人がいることがわかりました。

周囲が喫煙していて迷惑した経験があると回答した人に「迷惑だと感じた行為を教えてください(複数回答可)」と質問したところ、非喫煙者が迷惑だと感じた行為について最も回答が多かったのは、「ニオイ移り(88.4%)」でした。続いて「歩きたばこ(83.3%)」、「吸い殻のポイ捨て(78.0%)」の順となりました。

一方、喫煙者が迷惑だと感じた行為については、「吸い殻のポイ捨て(63.2%)」が最多となり、続いて「歩きたばこ(57.7%)」、「妊婦・子どもの前での喫煙(49.4%)」の順となり、非喫煙者と喫煙者とでは迷惑だと思っている行為は合致しませんでした。

非喫煙者と喫煙者の見解で最も大きく割れたのは、「飲食店での喫煙」(喫煙者21.3%、非喫煙者77.9%)で56ポイント以上の大きな差となりました。

 

喫煙者に、「喫煙する際に気に掛けているマナーを教えてください(複数回答可)」と聞いたところ、最も多かったのは 「吸い殻をポイ捨てしない(82.2%)」となりました。

「歩きたばこをしない(68.9%)」、「喫煙所以外で吸わない(66.8%)」は共に約7割の人が気に掛けているようです。

迷惑行為の上位に挙げられた内容を喫煙者なりに気に掛けていることがわかりました。

近くに喫煙所がなかった場合、 「公共の喫煙所を探す」喫煙者が最多 喫煙者に、「屋外でたばこが吸いたくなった時、近くに喫煙所がなかった場合どうしていますか?(複数回答可)」と質問したところ、 「公共の喫煙所を探す(66.2%)」人が最も多い結果になりました。続いて 「灰皿がある道端などで吸う(59.7%)」「我慢する(50.0%)」は5割以上の人が回答しました。

最低限のルールを守って"喫煙"しようとする喫煙者が多いことがわかりました。

 

喫煙者で仕事中にたばこ休憩を 「取る」人は74.6% また、喫煙者に、「仕事中にたばこ休憩を取りますか?」と聞いたところ、喫煙者で仕事中にたばこ休憩を 「取る(74.6%)」と回答した人が最も多く、「取らない(22.2%)」と回答した人と52ポイント以上の大きな差になりました。

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非喫煙者、喫煙者双方に「仕事中にたばこ休憩を取る事に対してどう思いますか?」と聞いたところ、非喫煙者は 「良くないと思う(49.2%)」が最多の結果になった一方で、喫煙者で「良くないと思う」と回答したのは9.1%と意見が割れました。また、「仕事中にたばこ休憩を取る」という多くの喫煙者に対して厳しい意見も出ていました。

非喫煙者および元喫煙者、喫煙者の意見(抜粋)は以下の通りとなっています。

 

非喫煙者および元喫煙者の意見(抜粋) 煙草を吸う事でリラックス出来る人もいると思う。ただ頻繁に休憩を取るのは反対。接客する人は臭いにも気をつけるべきだと思う。(30代・女性)

厳密にいえば給料泥棒。タバコ休憩を公に認めている企業や機関はないでしょう。(40代・女性)

喫煙者だけタバコ休憩があるのは不公平だと思う。非喫煙者より余分に休憩をとっている。(50代・男性)

リフレッシュするための休憩時間は必要だけど、わざわざタバコを吸うために休憩をするのではなく休憩中にタバコを吸う様にしたらいいと思う。(40代・男性)

 

●喫煙者の意見(抜粋) トイレに行くのと同じ感覚(30代・男性)

タバコは嗜好品なので仕事中にコーヒー、お茶を飲むのと同じ。仕事中にタバコを吸うのがだめなら仕事中にコーヒー飲むのもダメな筈。(40代・男性)

煮詰まった時にリフレッシュになるから。あとは喫煙所でのタバコミュニケーション。(50代・女性)

 

 

仕事中はお互い気持ちよく業務がこなせるように注意した環境作りが必要ですね。