日本人の有給休暇取取得約3割1日も取っていない、有給休暇がない。

f:id:pochiaries:20211104184419j:plain

年間の有給休暇取得日数について男女別に調査を行ったところ、性別によって大きな差はないことが明らかになりました。また、有給休暇を「1日も取っていない/有給休暇がない」がもっとも多く約3割、「5日以上」の取得者は約半数、「20日以上」取れている人は全体の1割弱という結果となりました。

 

男女別 有給休暇取得日数(年間) ストレスレベルが低くなるほど有給休暇日数が多いわけではないことが明らかに 男女およびストレスレベル別に年間の有給休暇取得日数について調査を行ったところ、男女共に、ストレスレベルが低くなるほど有給休暇取得日数が多いわけではないことが明らかになりました。また、男女別に結果を見た際、男性には特徴が見られませんでしたが、女性は低ストレス者の「1日も取っていない/有給休暇がない」が4割を占めており、女性の全国平均よりも多い傾向が見られます。

 

男女・ストレスレベル別 有給休暇取得日数(年間) 有給取得日数、女性が男性よりも日数を重視 また、調査対象者が主観で点数付けした「満足度」(0~10点)を使用し調査。

9~10点と答えた割合から0~6点の割合を引き、マイナス値が小さいほど満足度が高いことを示しているということです。男女別に集計を行ったところ、男性は、他の日数と比較して「10~19日」で職場満足度が高くなりました。

f:id:pochiaries:20211104185322j:plain

日数の多さに比例して職場満足度が上がるわけではなく、「10~19日」が適度と考える傾向にありました。一方で女性は5日以上の取得から職場満足度が高く、もっとも高いのは男性と同様に「10~19日」ですが、「20日以上」の同等にいるため、男性よりも日数を重視していることがうかがえます。

 

男女別 有給休暇取得日数(年間)と職場満足度 年間有給休暇取得日数と各種満足度 男性は「10~19日」取得で、健康状態やプライベートの満足度が高く、女性も同様ですが「プライベート(家族などとの時間)」は年5日から満足度が高くなっています。

 

 

有給休暇は、リラックス行動の実行が主に高く、温泉や旅行に行くなどのほかに、家族と過ごしたりしてストレスオフな過ごし方をするようです。

ストレスオフして、またすっきりした状態で働けるために、有給を必要な時に使えるような環境になってほしいですね。