STOP!セクハラ対策講座③おさえておきたいセクハラ対策編
セクハラを行っている当人に自覚のない場合どう切り抜けるか、その対策法をお伝えします。
言われるまでセクハラをした自覚がない人は少なくありません。
厚生労働省は、不快に感じた場合に、相手に対して明確な意思表示をするよう呼びかけています。
意思表示がないと、不快な思いに気づかなかったり、この人は大丈夫と誤解を与え、言動がエスカレートする可能性が。
相手が上司や先輩となれば、仕事の立場上、嫌という意思を伝えることに抵抗があるかと思います。
また、お酒の席などの楽しい場面で場の空気を壊さないよう我慢することもあるでしょう。
上司のよう意思を伝えるのが難しい場合その話、得意じゃないんです、などさりげなく伝えて、その意思を伝えます。
シチュエーションの問題で意思表示をためらう場合、自分から話題を変えても。
男性は自分の興味のある話になると熱心に語り出す傾向があるので、嫌な話題と感じたら、相手が興味ある話を振ります。
スポーツなど、普段から相手が何に興味を持っているのか観察しておくと役に立ちます。
自分は不快に感じていても自意識過剰?と悩む場合もあると思います。
そのような時、まず信頼できる先輩や同僚に相談してみましょう。
私もそれは嫌だなど、第三者の目線から意見をもらえるだけでなく、再び不快に感じる場面があった際、それを回避する手助けをしてもらえることも。
また、男女雇用機会均等法では、職場におけるセクシュアルハラスメントの防止のため、事業主に対して、セクハラ相談窓口の設置を義務付けてます。
ハラスメントは、個人の問題ではなく会社の問題なので、会社のサポートを活用してください。
社内の人に知られたくないなど、内部への相談が難しい場合、都道府県労働局など外部の機関を利用も有効です。
セクハラは、個人の尊厳を傷つける社会的に許されない行為であり、働くうえでその能力を発揮することの妨げにもなる行為。
セクハラの被害に遭った場合に対策をするのはもちろんのこと、自分自身がする側に陥いらないようセクハラを理解を深めることも重要。