面白い!カシューナッツの実の形と加工のされ方

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育つ姿はとてもユニークな形の実がなり、驚きの育ち方をする、カシューナッツをご紹介します。

 

カシューナッツはどんな実のなり方をするの?

普段食べているカシューナッツは、種子(しゅし)の中身で『仁(にん)』という部分です。実の外に種子がつくユニークな形をしています。実の部分は果実(かじつ)で、原産地(げんさんち)では見た目がりんごのような形をしていることから、カシューアップルと呼ばれています。 果実の表面の色は、黄色や赤黄色で、釣鐘(つりがね)のような形をしています。その果実の下に勾玉(まがたま)の形をした、殻(から)の中に入っている『仁』を、食品とて加工されたものが、私たちが食べているカシューナッツです。  普段食べているカシューナッツになるには カシューナッツとして食用にするためには、いろんな工程があります。手作業で果実と種子に分け、殻つきカシューナッツを天日干(てんぴぼ)しにして乾燥させます。そのあと、ロースト処理をおこなってから、殻を割り、殻をむき、味つけをして製品となります。

 

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カシューナッツになるまで

【果実と種子にに分ける】手作業で、 果肉と種子に分ける。

【天日干し】       日光にさらし乾燥させる 。

【ローストする】    焙煎(ばいせん)する作業。

【殻を割り殻をむく】  種子の殻を割り中の仁を取り出す作業。

【製品加工】      味付けや包装する作業を終えて出荷する。

 

製品になるまでには、いくつもの作業工程(さぎょうこうてい)があるなか、手作業でたくさんの労力(ろうりょく)を使い、私たちが知っているカシューナッツになります。

とても手間のかかる食品で、それが美味(おい)しさの秘密(ひみつ)なんでしょうね。 ここで疑問?実は捨てるのでしょうか。いやいや、じつは、実も食べられます。日本には流通(りゅうつう)していないが、原産地ではジャムやジュースで食べたり、発酵させてお酒にもなりますよ。

 

じつは知らないカシューナッツの育ちかた?

どこにでも売っているカシューナッツ、おそらく、食べたことのない人は、いないと思うぐらいポピュラーな食べ物ですね。中南米原産(ちゅうなんべいげんさん)でウルシ科のカシューの木で、その種子の中身である『仁』を食用に加工されたのがカシューナッツです。

カシューの木は大量の雨や高い湿度を嫌い、さらに、寒さにも弱く、適度な雨量がある熱帯地域や亜熱帯地域を好み、高さ8mから15mまで成長する木です。

11月から3月ごろの雨の少ない時期に開花し、およそ2ヵ月から3ヵ月で実が完熟します。 見た目もユニークで、一般的に果実と言われる部分は、花托(かたく)と呼ばれる部分が肥大したもので、形がりんごのように見えることから、カシューアップルと呼ばれ、その果実の下にできるのが種子です。

 

実はどのように収穫するのでしょう?

カシューの木は、カシューアップルとよばれる実が、一度にたくさん実(みの)るのが特徴です。そして、木になっている実を収穫する場合もありますが、ほとんどが、完熟(かんじゅく)して落下する実を拾い収穫します。

 

実の色と大きさは?

カシューアップルの大きさは、色によって違いがあります。黄色の果実は細長く、黄赤色の果実は横に太いです。また、カシューの木はウルシ科ですので、種子を素手(すで)で触(さわ)ると、かぶれたりします。しわしわの指になっちゃいますので要注意です。

 

 

 

カシューナッツが元はこんな状態をしているなんて、びっくりですよね。

想像が全然できない形状をしてるんですね。

市販のものも大変な作業の末にあの柔らかくておいしいカシューナッツになるんですね。

これからも大事に食べます(笑)!